製造工程

  • 土造り・水簸1 土造り・水簸2 土造り・水簸3

    ①土造り・水簸(すいひ)

    ・台原粘土層から掘り出した粘土を山にしてねかせる。
    ・粘土山から粘土を削り出し、水でうるかし、ミキサーで溶かす。
    ・木の枝や根、石などの不純物を取り除くため、ふるいに掛ける。
    ・水槽に溜め込み沈殿させ、数ヶ月ねかせる。
    ・水槽にねかせておいた土のうわ水を捨て、素焼きの鉢に入れて日陰で数日乾燥させる。
    ・土練機に通し、室(むろ)に移して1年以上ねかせる。

  • 土練り1

    ②土練り(荒練り・菊練り)

    ねかせた粘土の固さを均一にし、空気を抜く。
    粘土をしめ、ひび割れを防ぐ。

  • 成形1 成形2 成形3

    ③成形

    小物製作(食器・花入など) 主にロクロ成形
    ・電気ロクロ : モーターの動力で回転させる。
    ・蹴りロクロ : 足で蹴ることにより回転させる。
    ・手ロクロ : 回棒を天板の穴にはめてまわす。

    大物製作(大壷・大甕など) 棒ひも造り
     棒を輪積みにしてひねりあげ、一段ずつ足していく。
     たたき板でたたき、粘土をしめながら形をととのえる。
     作り手の他に、補助が一人ロクロをまわす。

  • 仕上げ1 仕上げ2 仕上げ2

    ④仕上げ

    水挽したものを2、3日ゆっくりと乾燥させ、
    5分乾き程度のところで高台を削りだす。
    作品をシッタに固定し、カンナや竹べらで削る。

  • 乾燥1 乾燥2

    ⑤乾燥

    小物は1週間程度かけて乾燥させる。
    大物はひび割れを防ぐため、
    室(むろ)で1カ月以上かけてゆっくりと乾かす。

  • 素焼1 素焼2 素焼3 素焼4

    ⑥素焼(すやき)

    釉薬(ゆうやく)を掛ける際の型崩れを防いだり、
    釉薬の定着を良くするため、
    約800度で焼成する。

  • 施釉1 施釉2 施釉3

    ⑦施釉(せゆう)

    素焼を行った陶器に釉薬(ゆうやく)をかける。

    堤焼の代表的な海鼠釉(なまこゆう)の原料
    ・南光台あまさ
    ・根白石の早坂岩
    ・三ヶ森岩、鷺ヶ森岩
    ・籾殻灰(もみがらはい)
    ・木炭 など

  • 本焼1 本焼2 本焼3

    ⑧本焼

    1250度前後まで温度を上げ焼成する。
    釉薬は焼成することで粘土の表面と溶け合い、
    ガラス質となって水分の浸透や汚れを防ぐ。